Q. 偏食なので心配です。

まずアレルギー様の症状で嫌がっているのではないことをご確認ください。アレルギー様の症状があるようでしたら決して無理に食べさせたりしないでください。お医者様を診察していただくことが肝要です。

その上で、偏食についてお話します。まず偏食と小食は違います。小食であってもバランスよく食べているようでしたら心配はありません。体が大きくなり、活動が増える中で必要なものを食べていきます。一方で問題なのは偏食です。幼児期は大人の私たちの想像以上に感覚が鋭敏です。また、初めての食べ物もあり躊躇したり食感が自分の予想と違って困惑した経験から偏食となることが多いです。子どもは匂いや見た目や触感で、食べる食べないを決めます。

お子さまの苦手の克服には、何事も焦らずに取り組まれるのが大事です。偏食克服に絶対のマニュアルはありません。お子さまごとの様々な工夫が必要です。「食べないとダメ!」と叱るより、「色んなものを食べて大きくなったら、きっと宇宙にも行けるようになるね」とプラス方向で伝えた方が良いでしょう。先生にも相談して、知恵を出し合っていけると良いでしょう。

2018年09月04日