いつも本園の教育・保育にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
保護者の皆様からいただくご意見は、園にとってありがたいものです。お気づきのことは、これからも遠慮なくお聞かせください。
その一方で、近年、教育・保育の現場では、社会通念上の範囲を超えた申し出により、職員が対応に苦慮する事例が全国的に報告されるようになりました。職員が子どもたちに落ち着いて向き合える体制を守るため、園の考え方をお伝えし、いくつかお願いをさせていただきます。
【園の考え方】
子どもにとっていちばんよい環境は、そばにいる大人が心身ともに健やかで、一人ひとりに向き合える余裕をもっていることだと考えています。
保護者の皆様は、子どもの育ちをともに支えるパートナーです。同時に園には、職員の安全と健康に配慮する責任(安全配慮義務)があります。どちらも、子どもたちのために欠かせないものです。
ご意見には誠実にお応えします。その対応は、担当の職員個人ではなく園全体で行います。そして、社会通念上許容される範囲を超えた申し出に対しては、園として職員を守る対応をとります。
【お願いしたいこと】
◆お話の機会は、事前にご連絡ください。行事の最中や、送り迎えで混み合う時間帯は、どうしても落ち着いてうかがうことができません。お手数ですが、あらかじめご連絡をいただければ、時間と場所を確保してお受けします。
◆園内では、穏やかにお伝えください。 すぐそばで子どもたちや他の保護者の方が過ごしています。大きな声や強い言葉は、周囲のお子さまを不安にさせてしまうことがあります。
◆職員個人へのご連絡はお控えください。 職員個人の携帯電話・SNS・メールアドレス・自宅などへのご連絡はご遠慮ください。ご用件は園の窓口へお寄せください。
◆お返事にお時間をいただくことがあります。 その場でお答えするのが難しい内容は、園内で確認・検討のうえ、あらためてご回答します。面談は原則として複数の職員で対応し、必要に応じて記録を残させていただきます。うかがった内容を正確に園全体で共有し、行き違いを防ぐためのものです。
◆他のご家庭やお子さまについては、お答えできない場合があります。 個人情報保護の観点から、事実関係やその後の対応をお伝えできないことがあります。あらかじめご了承ください。
【お控えいただきたい行為の例】
ご意見の中身を制限するものではありません。伝え方や求め方についてのお願いです。次のような行為を、本園は「社会通念上許容される範囲を超える」と考えます。
・大声での威圧、暴言、人格を否定する発言、脅迫的な言動
・身体への接触、物を叩く・投げるなどの行為
・長時間にわたる、または深夜早朝の電話や面談の要求
・同じ内容の申し入れが繰り返され、園の業務に支障が生じるもの
・園の規程や制度上お応えできないことを、繰り返し求められること
・土下座や退職の要求
・理由のない謝罪の強要
・職員個人への継続的な連絡、待ち伏せ、つきまとい
・職員や他のご家庭の名誉を傷つける内容のSNS・インターネットへの投稿、無断で撮影・録音したものの公開
・正当な理由のない金銭・物品の要求
【やむを得ない場合の園の対応】
子どもたちと職員の安全を守るために、次の対応をとらせていただくことがあります。
・お話の途中であっても、対応をいったん終了させていただくことがあります。
・面談の記録や通話の録音を残すことがあります。
・対応の窓口を管理職に一本化し、回数や時間をあらかじめ定めることがあります。
・内容に応じて、設置者である学校法人、顧問弁護士に相談します。危険が差し迫っていると判断した場合には、警察に通報します。
【ご意見・ご相談の窓口】
ご意見、ご要望、ご心配ごとは、下記でお受けしています。匿名でも構いません。
電 話 03-3396-8466
受付時間 平日 10時30分~16時30分
メール nishiogi.g.y@woody.gmail.com
ホームページの問い合わせフォーム、お手紙でも承ります。
いただいたお声は、園長を含む職員全体で共有し、改善に努めてまいります。
【この掲示について】
2026年10月1日に施行される改正労働施策総合推進法により、事業主には、顧客等からの著しい迷惑行為(カスタマーハラスメント)から働く人を守るための措置を講じることが義務づけられます。厚生労働省は2026年2月26日に関連指針を告示し(令和8年厚生労働省告示第51号)、方針の明確化と周知、相談窓口の設置などを求めています。文部科学省も、保護者等からの過剰な苦情や不当な要求への対応について、学校向けの取組を示しています。本園のこの掲示も、その趣旨に沿ったものです。
2026年10月1日
学校法人西荻学園 西荻学園幼稚園
園長 有馬尊義